2004年8月 那須
- 8月21日 那須:峠の茶屋〜三本槍岳〜北温泉〜休暇村
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那須に来ているので、今日の散歩は山の上。
町田と違って、何と言っても空気が旨い。
朝日岳あたりでイワヒバリに出会う。
ドロノキハムシは鮮やかな朱色をしている。
(左)ヤマハハコ、
(中)ミヤマアキノキリンソウ、
(右)エゾシオガマ。
三本槍岳から下る、中の大倉尾根には、
エゾリンドウが沢山咲いている。
(左)こちらはツルリンドウ。
(右)ミゾホオズキ。
北温泉に近づくと、ブナ林になり、
茸が目に付くようになる。
立ち枯れしたブナの幹に、コフキサルノコシカケ?の幼菌が発生している。
(左)ベニハナイグチ。
(右)アカヌマベニタケ。
- 8月22日 那須:ロープウェイ山頂駅〜茶臼岳〜姥ヶ平〜沼原湿原
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今日はロープウェイで茶臼岳に。
シラタマノキの実は、口に入れるとサロメチールの香りがする。
(左)山頂の火山礫にカメノコテントウがいた。
どうも登山が好きなようだ。
(右)ジュンサイハムシに似ているが、こんな場所にいるのかな?
姥ヶ平には神秘的な池が有り、別天地のようだ。
ホシガラスが沢山住んでいる。
(左)ウラジロタデ。
(右)トモエシオガマ。
沼原湿原までは静かな林の中の道。例によって茸を探しながら歩く。
(左)ムラサキアブラシメジモドキ、
(中)クチベニタケ。
(右)恰幅の良いウラグロニガイグチはチョコレート色。旨いけれど、最近食中毒の例も有るそうなので、ご用心。
沼原湿原ではサワギキョウが沢山咲いている。
今年だけなのか、池塘の水が少ないのが寂しい。
ヒロハヘビノボラズが実をつけている。
メギの仲間なので、葉の付け根にするどい刺が有る。
旅の季節便り